1956-10-22 第24回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第5号
一方、長崎海洋気象台元町分室の観測によりますと、最大風速三十一・一メートル、瞬間最大風速四十八・二メートルとなっており、昭和二十四年七月のジュディス台風以来、規模と激烈さは最大級の台風であったとのことであります。 なおこの九号、十二号の両台風の間に、八月二十七日から三十日にわたって、豪雨が襲来いたし、両県とも相当の被害をこうむっております。 次に、被害の概況について申し上げます。
一方、長崎海洋気象台元町分室の観測によりますと、最大風速三十一・一メートル、瞬間最大風速四十八・二メートルとなっており、昭和二十四年七月のジュディス台風以来、規模と激烈さは最大級の台風であったとのことであります。 なおこの九号、十二号の両台風の間に、八月二十七日から三十日にわたって、豪雨が襲来いたし、両県とも相当の被害をこうむっております。 次に、被害の概況について申し上げます。
このように台風第十二号は昭和二十四年のジュディス台風以来の規模、激烈さにおいて最大級の台風であったといわれ、九号台風で被害を受けた地帯が引き続いて罹災し、災害未復旧個所の再被害地が多いのであります。
私の地元である佐賀県も、ジュディス台風によつて非常に損害を受けたのであります。その災害については、われわれ地元民の一員といたしまして、たびたび本省にも陳情にも参り、お願いもいたし、また指示も受けたのであります。
○三池委員 今回のジュディス台風による災害につきましては、ぜひ当委員会からも災害地の実情を視察していただきまして、その災害の状況に應じまして、的確なる復旧費用その他の審議をいただきたいと思います。その資料收集のためにもぜひ当委員会から視察團を派遣していただきたいと思います。これは地元としましても、特に災害の最もひどかつた佐賀地方においては、非常に強い要望があるのであります。
まず第一に、災害復旧費の問題について御質問申し上げたいと思いますが、デラ台風、フェイ台風あるいはへスター台風、今回のジュディス台風と、引続いて災害が起つておることは御存じの通りであります。しかし例年の台風季を考えますと、まだ残つておるのもありまするので、今後もいろいろ予想される災害もあると思うのです。
今正確な金額は覚えておりませんが、デラ台風、ヘスター台風、あるいはまた今回のジュディス台風につきまして、デラにつきましては十億円余り、ヘスターの方には四億円程度、また今回のジュディス台風につきましては四億円程度を、いわゆる繰上げ使用によつてまかなつておる次第でございます。 また地方費負担の分につきましては、預金部の引受けによりましてある程度の金を融通いたしております。
而してジュディス台風につきましては約八、九十億円のうち四億円振替え使用しておるのであります。今後起る災害が、何百億円というものが一遍に起れば大変でございますが、今までのデラ台風とか或いはヘスターのようなものには、先程申上げましたような緊急費というものは十数億円ございますので、私は十分賄いがつくと思います。
そこで大藏大臣が申しました通り、今年の早期に参りましたデラ台風その外ジュディス台風などは御承知のように地方債の枠の範囲内においてできるものを、緊急に使用いたしますとか、又第三・四半期、第四・四半期の公共事業費、而も災害復旧費を除く一般公共事業費から差し繰りいたして総計十六億支出をいたしたのであります。